Special Interview with 木村麗さん

ビジュアルアドバイザー木村麗さんに聞く、インスタグラムで写真を撮るポイント

2016年11月01日

スマホ撮影のプロに聞くインスタグラム運用の3つのポイント

こんにちは。松山です。前回のブログでは、”SNSとの付き合い方”というテーマで取材しました。その中で 「インスタグラムの運用は世界観がとても大切」というお話がありました。その世界観を探るべく、有名アパレルブランドに対してインスタグラムを活用した写真撮影のアドバイザーをしている木村麗さんにお話しを伺いました。


ーー今日はインスタグラムの写真の撮り方について色々とお話を伺えればと思います。個人はもちろん、インスタグラムをマーケティングに活用している企業は本当に増えてきました。その中でも、「これから始めたい」「始めたけどうまくいかない」といった企業は多いと思います。まず、インスタグラムを運用する上で大切なポイントを教えてください。

木村さん
ポイントは細かく設定すればたくさんあるので、今日は3つのポイントに絞ってお話出来ればと思います。

ポイント1:コンセプトを明確に

木村さん
最も重要なのは、コンセプトを明確にする事です。コンセプトがブレてしまうと、フォロワーも増えなし、いいねもつきません。

ーーコンセプトって具体的にどういう事ですか?

木村さん
写真のテーマを統一するという意味です。例えば、キッズ向けのアパレルブランドなら、 ママと子供のコーディネートというテーマだけに絞ったり、食品会社なら、お弁当の中身に特化した写真を投稿し続けるといった感じです。

ーー僕のインスタグラムは、テーマバラバラです(涙)

木村さん
個人でやる分には全然いいと思うのですが、企業やブランドがインスタグラムを始めるのであれば、コンセプトはブレてはいけないと思います。

ーーインスタグラムを通して、コンセプト伝える際に意識するポイントは何でしょうか?

ポイント2:写真のバランスを意識する

木村さん
インスタグラムは写真がメインなので、写真でコンセプトを伝えないといけません。意識するポイントはプロフィールページの見え方です。 ユーザーの多くは、タイムラインに流れてくる写真を見て、その写真が気になれば次はプロフィールページをチェックします。

ーー1つ1つアップする写真が、プロフィールページでどのように見えるかが大事ということですか?

木村さん
はい。投稿した写真のバランスを考えて、プロフィールページを作り込んでいきます。私がとても好きな海外のインスタグラマーの写真で説明します。

このプロフィールページは、写真の並びや統一観がしっかり守られていて、お手本になる例です。注目してほしいポイントは横並びの写真ではなく、対角線で写真のテーマやトーンを揃えている点です。

対角線上にある青枠の写真は、人物寄りなポージングをメインとした写真で統一感を出しています。
では、もう一方の対角線をみてみましょう。

対角線上にある赤枠の写真は、アイテムの写真をメインにして写真の統一感を出しています。
青枠、赤枠を意識してもう一度、プロフィールページを見てみるとこのプロフィールページの統一感を理解してもらえると思います。

ーーなるほど!対角線上に同じテイストの写真を持ってくるだけで、こういった、素敵なプロフィールページが作れるんですね!

木村さん
対角線を意識するだけで、だいぶ良くなると思います。 また、撮影する場所も重要で、アパレルブランドの店舗などで撮影する場合は、統一感をより濃くするために、同じ風景になるように固定した場所での撮影をオススメしています。

ーー撮影場所が重要とありますが、もう少し具体的に教えて下さい。

木村さん
アパレル店舗の多くは室内で撮影しますので、写真全体が暗くなってしまいます。ですので、店舗の中で一番明るい場所を探して撮影する事をオススメしてます。

ーー明るさを意識したは事なかったです。私はむしろ暗めのレトロっぽいフィルターを使っていました。

木村さん
レトロ系のフィルターを使う企業は意外に多いのですが、私はオススメしていません。色味が明るくなるフィルターはいいと思います。

ーー明るさが重要との事ですが、オススメのフィルターや、アプリはありますか?

木村さん
インスタグラムのフィルターですと、Clarendonは比較的明るいと思います。オススメのアプリは美肌加工系ですね。美肌加工アプリは、自撮り用途で使う事が多いと思いますが、 商品やアイテムに美肌加工アプリを使うのもテクニックの1つです。

ーー木村さんの撮影テクニックで僕を撮ってもらっていいですか?

木村さん
もちろんです。

1.元の写真
2.壁のキズなど汚く見える箇所を修正
3.明るさを修正
4.さらい綺麗に見えるように加工


ーー凄い!流石ですね。ほんの数分の撮影&加工でこんなに違いが出せるんなんて...

木村さん
一眼レフでしっかり撮影してPhotoshopで加工するという事が出来る企業はいいですけど、 アパレルブランドの店舗スタッフはとっても忙しいので、スマホ1つで高いクオリティの写真が撮れるようにアドバイスするように心がけてます。

オススメのインスタグラムアカウントは?

ーー木村さんのオススメのインスタグラムアカウントを教えて下さい。

木村さん
皆さんの認知度が高い企業さんですと、スターバックスです。

Starbucks
Starbucks香港
Starbucks日本

ーースターバックスはどの辺りがオススメなのですか?

木村さん
スターバックスのように、グローバルで展開されている企業やたくさん店舗のある企業だと、担当者によってコンセプト、バランス、色味がバラバラになってしまうケースが多いのですが、 スターバックスは、世界中でアカウントがあるのですが、各国バラバラにならず、うまく統一感を出せていると思います。

ーー国が違えば、トレンド、カルチャーなどが違うので、統一感が出しづらそうですが、こう言われてみると、確かに統一感出てますね!

ーー木村さんに、冒頭で説明いただいたポイントの中でも、コンセプト、色味をしっかり捉えたアカウントですね。この例は大変わかりやすく勉強になりました。

ビジュアルアドバイザー (VA) とは

ーーさて、ここからは木村さんのお仕事について触れさせて下さい。木村さんが、企業やブランドに対して行っているサービスを具体的に教えてもらえますか?

木村さん
お客様のブランド(商品)の認知度及びイメージを向上するために SNSで配信するクリエティブの質を高めるアドバイスを、Visual Advisor(ビジュアルアドバイザー)という肩書きで仕事をしています。

ーー「SNSで配信するクリエイティブの質を高める」とありますが、もう少し具体的に教えていただいてもいいですか?

木村さん
今、アパレル業界ではインスタグラムが主流なので、インスタグラムの運用における全体的なアドバイスをさせていただく事が多いです。いいねやフォロワーをふ増やすところまでお手伝いします。

ーー主にどのようなメニューでアドバイスしていただけるのですか?

木村さん
・写真レクチャー(基礎〜上級向けまで様々)
・ポージングレクチャー
・着こなしやディスプレイのコーディネート提案
・撮影代行
・SNS運用指導
・スキルアップ、モチベーションアップ
といったような内容があります。

ーーかなり体系化されたプログラムですね。写真という切り口でもこれだけ細かいメニューでやっているんですね!実際にどんなアパレルブランドが導入されているのですか?

木村さん
ピーチ・ジョン、サザビーリーグ、シップスなどで導入して頂いてます。

ーー最後に、これからインスタグラム始める企業や運用に困っている企業の担当者の方に一言お願いします。

木村さん
一番大切なのは続ける事です。最初から飛ばし過ぎて続かない企業さんを見てきたので、無理なく長く楽しく出来るインスタグラムの運用を考えてみるといいと思います。 コツコツ運用すれば、いいねやフォロワーは確実に増えますので、今日お話したポイントを試してみて下さい。

木村 麗さん

1981年東京生まれ新宿育ち
アパレル販売員、商品企画などの仕事を経て、女子向けキュレーションアプリ"pool"などの開発運営を行っているf.f.b.株式会社へ入社。
IT+アパレルの領域で得た長年の経験と実績に基づきSNSを活用したオンラインマーケティングやブランディングをサポートする今までにない事業を展開中。


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